ブログ-2020年
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賃貸住宅見晴台 今年一年を振り返る
2020-12-31
この一年間は何といってもコロナウイルスが最大の出来事です。この年末年始も世界中が第三波の感染者拡大の最中です。欧米を中心にして拡大傾向が強まっています。2020年発表の世界人口は77億9500万人、12月31日現在世界の感染者数は8000万人を超えて世界人口の約1%、累計死者数は180万人を超えて世界人口の約0.02%となっています。最も感染者数・死者数が多いのはアメリカで其々19,740,468人・342,312人、次いでインド10,266,634人・148,738人となっています。
多い順に三番目がブラジル・ロシア・フランス・イギリス・トルコ・イタリア・スペイン・ドイツ・コロンビア・アルゼンチン・メキシコと続き、この15番目に多いメキシコは累計感染者数が1,413,935人に対し累計死者数が124,897人(累計死者数/累計感染者数が8.8%)とその割合が突出して多い特徴があります。次いでポーランド・イラン・ウクライナ・南アフリカ・ペルー・オランダ・インドネシア・チェコ・ベルギー・ルーマニア・チリ・イラク・カナダ・日本・中国・韓国の順となっています。
12月1日現在の日本の総人口は1億2571万人、12月31日現在の累計感染者数236,464人(総人口の0.18%)累計死者数は3505人(総人口の0.0028%、累計感染者数の1.48%)となっています。諸外国に比べればまだまだ日本の累計感染者数・死者数は少ない方ですが欧米の感染者数・死者数はとんでもないペースで増え続けているのでこれらの感染が日本に及ぶ可能性もあり油断禁物です。国内の感染者数を抑え込むとともに海外からの従来ウイルス・変異ウイルスの流入を防ぐことが求められます。
日本経済はアベノミクス下あり余るマネーがもたらした実体なき好景気を数年間続けてきましたので、この先その反動が必ずや表面化してきます。コロナ不況からの回復はダメージが深刻な分時間がかかるでしょう。これまでのような輸出・インバウンドのみに頼るのでは今回の景気対策の手法としては力不足でしょう。また3年後に起きるコロナ緊急融資ショックも不可避となるでしょう。余剰マネーで供給過剰に拍車がかかった賃貸住宅は大きな影響を受け物件淘汰が進むことは間違いなさそうです。