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ブログー2022年

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賃貸住宅見晴台 賃貸住宅安定経営法

2022-07-31
 預貯金金利に殆ど利息が付かない状態が長く続いていて生活防衛のため何とか自己資金を増やそうと考えている人はさぞかし多いと思います。身近なもので株式投資がありますが優良株の長期保有ならまだしも短期の売買で儲けようと言うデイトレーダーのようなことはなかなか普通の人にはリスクが高く手を出しづらいものがあります。他には国債・社債などの各種債権を購入するのも一つの方法ですが異常超低金利下なのであまり投資額が増えません。そこで不動産投資に向かう人が意外に多いのです。
 不動産投資の一つが賃貸住宅を購入や建設をして家賃収入を稼ぐことです。年間収入を購入時総費用・建設時総費用などで割ったものがいわゆる投資利回りです。しかし人口減少下なのに年々物件の供給過剰が顕著になっており入居者獲得競争が厳しくなっています。また反面家賃があまり上がらぬのに建設コストだけが高くなってきており利回りが低下する一方です…管理費・固定資産税・維持修繕費・利息&元金の返済(借入金あれば)・空室損などを差し引いたものが実質の利回りなのでご注意を。
 こんな時代で確実な賃貸住宅経営をするには優良物件を買うか建てるかして競争力の高い物件を手に入れなくてはダメです。ここ数年都心を中心にして投資マンション・投資アパートが洪水のようにつくられています。大量供給され続けてきたこれらの物件が優良物件になり得ることが難しいのは推して知るべしです…… 優良物件が大量には存在し得ないことと供給業社がしっかり利益を吸い取っているからです。投資賃貸住宅はどれも同じようなもので殆ど違いはなく、皆つくりは五十歩百歩なのです。
 賃貸住宅安定経営法は以下の通りです。1-需要弱い場所の中古物件には手を出さぬ、新築なら需要ある場所でやる。2-計画地の需要(間取り・広さ・家賃)に見合う中古物件か、新築なら見合う計画にする。 3-新築の場合、建築業者(建設会社・設計事務所)以外の建築ブローカー等が仕掛ける話は余分な利益が載り割高になるので避ける。4-金太郎飴的中古物件に手を出さぬことまたつくらないこと、中古・新築問わず差別化・個性化された物件を持つこと。5-頼れる管理会社を選ぶか自身で管理する。

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有限会社久里屋設計

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